こんにちは。毎日文化教室のさとうです。
昨日までと打って変わり、今日はさわやかな陽が差す暖かな日和です。
本日は午後1時からの短歌教室を見学させて頂きました。
授業は、それぞれの作品を全員で批評し合いながら進められます。
順番が来た方は自分の作品を読み上げ、他の方は読み上げられた作品について自分の意見や疑問を述べます。
その意見や疑問について討論していくうちに、作者の表現したかった意図やイメージがはっきりとしてきて、どうすればその意図をよりよく表現できるのか、さらに推敲が進んでいきます。
今回のある作品では、「白い木蓮」という表現を「白木蓮」に替えた上で助詞の「の」を付けて音数を合わせたり、「咲く」という語の重複を消して別の描写を付け加えたりと、言葉の選択、順序の入れ替えなどの色んな手直しを経て、作品が洗練されていきました。
その他、飛行機からの富士山の見え方とその描写、たくあんを食べるような日常の描写がかえって味のある歌になるなど、興味深い議論や話が休む間もなく飛び出して、ここにはとても書ききれませんでした。
自分や人の作品について楽しくかつ真剣に、率直な意見を交わし合う様子を見学させて頂き、ふだんでは味わえない刺激的なひと時となりました。短歌教室の恒成先生と会員の皆様、本日はお邪魔させて頂きありがとうございました。
こちらの短歌教室は、月に2回、水曜日の午後1時~3時までの間で行われています。教室の詳細につきましてはこちらをクリックして下さい。
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